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白い部分に注目すれば、スタンドランプが浮き上がり、逆に、黒い部分に注目すれば、向き合った二人の顔が見えてきます。但し、両方を同時に見ることはできません。
これは錯視で有名な「ルビンの壷」をモチーフにデザインしたもの。
錯覚(さっかく)とは、人が見たり聞いたりした情報を、実際とは違って知覚(ちかく)する現象をいいます。
目で見たときに起きる錯覚を錯視(さくし、visual illusion)といいますが、ものの形や大きさ、明暗、色、動きなど、ものの見かけ全般にわたってあらわれます。
錯視という興味深い現象に触れると、ものを見るしくみについて、興味がわいてくるのではないでしょうか?
脳の視覚システムは巨大であり、その全貌はまだまだ謎に満ちています。
その中でデザインは、ただカッコイイ、可愛いだけを形成するものではなく、「何を感じてもらいたいか?」「何を伝えたいか?」を現す手段です。
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